十文字石




小さな広場のような場所。

細い山道が十文字になっている。

この石は他の石と違い、面白い形をしている。

写真では解りにくいが、
石には4つの文字が刻まれている。
(下図参照)



一番上が勢至菩薩(せいしぼさつ)を
表す梵字。

その下3文字は「左邊路」(左がへんろ道の意)

ちなみに弘法大師が「月待ちの行」の際
勢至菩薩(せいしぼさつ)を彫刻し
祀ったことにちなみ、
この勢至菩薩(せいしぼさつ)の
梵字が刻まれているものである。